ビンテージサックスについて


マイケルブレッカーやサンボーンも使っているマーク6を一度は吹いてみたい。コルトレーンのような枯れた渋い音でスタンダードを吹いてみたい。サックスを吹く人にとってビンテージサックスはあこがれ以上の物があるでしょう。

日本において通常ビンテージといわれる楽器はセルマーだとマーク7まで。アメセルが生産中止になる1981年頃までの楽器をビンテージといっています。多くのジャズ奏者は特にアメリカンセルマーにこだわります。アメリカンセルマーもフランスセルマーもタンポ、スプリングを除いて同じパーツですが、アメセルは組立て、彫刻及びラッカーをアメリカで行なっています。言い換えればサックスとしての仕上げをアメリカでされたものがアメセルといわれるものです。そしてそれはジャズ用に仕上げられたものでもあるのです。同じパーツでそんなに変わるのかといわれるかもしれませんが、楽器の良さは本当にこの仕上げにかかっています。オーバーホールに出したら全く音が変わったとか、タンポをいくつか交換しただけで感じが全く変わってしまったという話はよく聞く話です。楽器の組立、仕上げはその楽器に命を与える作業であるといっても過言ではありません。